NIJIの夢
10月11日(月) 〔太極拳のメッカ?〕 今回の添乗員とメインガイドを兼務したのは、初日の北京到着時から最終日の北京離陸時まで、 5都市全てに付き添ったNIJIにも負けず劣らず、なかなか二枚目の白さんである。(*^^*) 彼は生まれも育ちも北京で、根っからの北京っ子だと言うが、日本語はペラペラで主に通訳を務めてもらった。 北京以外の都市では社長か専務クラスの観光ガイドが別に付いた。 南湖迎賓館に朝日が降り注ぎ、部屋にはモーニングコールが鳴り響く。 とはいっても、たいていはコールが鳴る前に目が覚めている。 鳴ったコールで時間を確認するだけのものだ。(*^o^*) 昨日の式典でNIJIたちには、「嘉賓」の胸章が付けられた。 今日、この迎賓館を後にするに当たり、短冊の上に配われた花はコップに水を張って迎賓館の洗面所に飾って来た。v(^^)v だって、生花だし枯れたら可哀想だもんね? 12:10 長春発、北京行きのフライトまでには時間がある。 出発までの時間、迎賓館に待機組みと散歩組みに分かれたが、NIJIは散歩組みに合流した。 南湖迎賓館の名前が示すように、近くには南湖と言う大きな湖があるのだ。 風が冷たかったが泳いでいる人がいた。 ちなみに、遊泳禁止だという。(*^o^*) また、釣りをしている人もいた。 NIJIが通りかかった時、目測60cm以上もあろうかという魚を釣り上げた人がいた。 名前は知らないが、中国のレストランで食事をすると必ずと言って良いほど円卓に上る、鯉に似たあの魚である。 後から調べたのだが、「ジギョ」と言うらしい。 あまりにも大きいのでカメラを向けたら、顔が青くなって逃げ出した。 そして、釣った魚を素早く雑草の茂みに隠した。 ガイドに聞いたら、この湖は禁漁なのだという。(^〇^) 禁漁を咎められ、カメラを向けられたのだと勘違いしたらしい。 家族が待っている魚だったろうに・・・悪い事をしてしまったかな? 後から隠した雑草の茂みに取りに行っただろうか? その後、南湖から少し足を伸ばし太極拳の練習場所となっているという南湖公園まで行ってみた。 暫く公園内を歩いていると、それらしきグループに出会った。 カメラを向けたら、意識し始めて気合が入って来たらしい。 遂には剣まで持ち出して振ってみせた。(*^o^*) 最後に、彼を中心にして記念写真をパチリ! これは長春市内の至る所で見かけたが、防虫目的で樹木に石灰水を塗っているのだという。 道路の両側の樹木にも同じ塗料が塗ってあった。 夜になると、光にも反射して交通安全にも役立っているという。 日本でも真似てみてはどうか? 迎賓館に戻り、移動の準備に入った。 衛兵のみなさん、警護付きの宿泊で安心しました。 ありがとうございました。m(_ _)m 空港に向かう途中で偽満皇宮博物館の見学をした。 ここで、女同士の壮絶な権力闘争が繰り広げられたのだ。 スパイには成り得ないという理由から白羽の矢が立ち、14歳という若さで日本から嫁ぎ、権力争いに巻き込まれ悲運の人生を送った皇帝夫人の話を聞いて涙した。( p_q) また、寂しさのあまりアヘンで身を滅ぼした皇帝夫人もいたという。 中曽根康弘元首相も此処を訪問したらしく、廊下の壁に写真が飾られていた。 13:50、西安に乗り継ぐため北京に着陸した。 西安行き迄には時間が有るので、帰国前日に予定していた北京市内の観光を敢行した。 一応、おやじギャグになっています。(*^^*ゞ 北京市内は曇っていたが、鳥の巣の近くまで行く事が出来た。 というより、オリンピック以後は観光地になっているんだよねぇ。 続いて 「兵馬俑に身震え」 へ